
Wordpreessを静的サイト化って知ってますか?
静的サイト化っていうのは要するにHTMLとCSSだけで動くサイトにしようということです。特徴としてはコメントなどが使えなくなります。
Wordpreessは特に何もしなくても最新記事が更新されたらサイドバーが更新されますよね。それがHTMLのサイトではすべてのページのサイドバーを更新しないと新しい記事は表示されないわけです。
HTMLでもテンプレート化する方法がありますが、基本的にはこの違いです。
何のために静的サイト化するのかといえばWordpreessは重いけどHTMLは軽いからです。セキュリティ上の利点もあります。
またHTMLなら軽いので安いレンタルサーバーで運用できるというのがメリットですね。例えば私の作ったこのサイト(さくらのブログのレスポンシブ化)も実はWordpreessなんですね。Wordpreessで作ったものを静的サイト化したのが上のサイトです。
軽いですいめちゃくちゃメリットがあるようにも見えますが結構致命的な問題も存在するんですよね。
それを指摘していきます。
Wordpreessの静的サイト化はプラグインへの依存度が大きく危険
Wordpreessを静的サイト化するプラグインは3つありますが、すでにそのうちの一つは動作しないようになっています。つまり最新版のWordpreessと互換性がありません。
StaticPressというやつですね。
あと二つあるので挙げておくと、
- Simply Static
- WP2Static
この二つが静的サイト化のプラグインになります。他にはないと思います。
もうわかったかもしれませんが、すでに1つのプラグインは使用不可能になっています。これからこのプラグインの更新が停止されたら?
即使用不可能になるということなんですね…。
つまりプラグインに依存しすぎいていて危険が大きいわけです。プラグインが動かなくなったらサイトの更新できなくなっちゃいますよ。
静的サイト化のプラグインは現状不具合も多い
現時点ですでにあまり信頼性のおけるプラグインではないんですね。
この中ではWP2Staticが比較的信頼性が高そうですが、それでもめちゃくちゃ時間かかりますし、何度もエラーで失敗していますよ。まあ放置すれば勝手にやってくれるので時間はかかってもいいわけですけどね。
Wordpreessというデザイン性の高いブログCMSを使って軽いHTMLサイトを作れるというのは何とも魅力的ですが、現状かなり問題点が大きいと思います。
後日紹介しますが、Wordpreessを静的サイト化するにはパソコンのローカルで動くWordpreessが役に立ちます。
って言うかWordpreessのローカル環境って静的サイト化以外にそんなに使うことあるのかな?サイト制作者とかは重宝するのかもしれないけど。
ローカル環境を作るのに便利なフリーソフトを発見したので紹介しますね。
これを使うとインストールするだけでローカル環境でWordpreessが使えるようになります。Wordpreess自体はまんまWordpreessそのものでしたね。

まあ当たり前か笑
というわけで、Wordpreessのローカル環境も作れて静的サイト化も一応できるという状況ですが、にもかかわらずWordpreessの静的サイト化はあまりおすすめできない選択肢です。特に長期間更新し続けるサイトに採用するのはやめておきましょう。