
最近またWordpreessでサイト(ブログ)を立ち上げたのでその流れを完全にまとめます。初心者にとっては全体像が見えづらいため、とっつきづらかったり時間がかかったりするのが実際のところでしょう。このWordpreessでのブログやサイトの立ち上げを結末からさかのぼって詳細に説明することにします。
まず、SEO的に必要十分なサイトを作ることが目的です。
どのような状態を目指すのかはからまず見ていきましょう。
WordpreessでSEO的に十分なサイトの条件
人気が出るかどうかとか、上位表示できるかどうかというのはコンテンツにもよりますのでまた別の話です。Wordpreessでブログを作るときににSEO的にも十分であると考えられる状態は以下の通りです。
- サイトタイトルにキーワードを含む
- CSSなどでデザイン(装飾)がされている
- SSL化されている
- URLが正規化されている
- XMLサイトマップがある
- Robots.txtがある
- 記事の作り方(見出し・アイキャッチ画像)
このような状態になっていればライバルに負けない状態だと言えます。このうちのほとんどがSEOに関することで、それ以外が記事の作り方に関することです。
Wordpreessでサイト(ブログ)の立ち上げ
独自ドメインの取得
Wordpreessを使ってサイトを立ち上げるには第一に独自ドメインが必要です。独自ドメインがなければサイトは持てませんので、まずは独自ドメインを取得しましょう。
ドメイン名の決め方
ドメイン名はどのような文字列がいいのか。これはかなり迷いますよね。私のおすすめはアルファベットのドメインです。日本語ドメインも使っていますが、とりわけ有利ということはないと思います。
この記事(メタ・ディスクリプション)でも書いていますが、GoogeやYahoo、Bingなどの検索エンジンは検索キーワードと一致したドメインの文字列を太字で表示するようになっています。この太字が目立つためクリックされやすくなるというわけです。例えば、「2019 ping 送信先」とかでググると私のサイト(affiholic)が出てきますが記事URLが太字になっているのがわかります。「affiholic.com/ping–2019」と該当する文字列のみが太字になっているはずです。
独自ドメインを取るときは一応これも念頭に置いておきましょう。
ドメイン名を選ぶ最大のポイントはこれです。

結局文字列って関係あんの?あまりないんじゃない?
これですねw
例えばこのサイトはアフィリエイトのことを書いたサイトですが、affiliate-holic.comの方がいいか、affiholic.comの方がいいかという問題がありますよね。affiliateとしておけばアフィリエイトと検索した時に太字になる可能性が高そうです。しかしインパクトはありません。アフィホリックは覚えやすいけどアフィリエイトホリックではなんか間延びしていてバカっぽいですよね。どっちを取るかの問題です。
こちらも参考になります。
レンタルサーバーを決める
Wordpreessはレンタルサーバー上にアップロードしてつかうソフトのようなものです。レンタルサーバーがないと使えません。
レンタルサーバーの予算(月額料金)とおすすめ
レンタルサーバーは月額1000円くらいのところが推奨されいてますが必ずしも必要ありません。私は月400円くらいのコアサーバーを使用しています。オールSSDでデータベース使い放題なので十分です。コアサーバーはややマイナーで情報が少な目なので情報が多いサーバーで高くてもいい人は次のレンタルサーバーから選びましょう。
Googleは表示スピードも重視しているため高速なサーバーを選ぶのがポイントです。
Wordpreessのテーマを決める
Wordpreessで最も重要な初期工程がテーマの決定です。初心者にはCocoonを推奨します。私の使っているのは海外テーマです。Cocoonのいいところは、マーカー、アフィリエイトリンクのボタン、囲み枠などのCSSがあらかじめ用意されていることです。調べなくてもデザイン性の高いサイトをすぐに作れます。テーマをインストールする際は必ず子テーマをインストールしましょう。
Wordpreessのインストール
サーバーによりけりですがWordpreessは基本的にクリックだけでインストールできます。違いがあるとすればデータベースを自分で設定するか自動かくらいです。どちらも難しくはありません。サーバーを契約して試しにやってみればわかるでしょう。
サイトを常時SSL化する
サイトはhttpsで表示させるのがもはや当たり前です。検索結果を見てもSSL化されていないサイトは3ページ目か4ページ目に多いです。おそらく差がつけられていると思います。サイトのSSL化も作りたてなら得に考える必要はなくサーバーで無料SSL証明書を発行したら、Wordpreessの設定でhttpsを表示させるようにするだけなのでやっておきましょう。
Wordpreessのサイトをデザインする
なにもデザインしてないまっさらなサイトだと印象が弱いです。まずはヘッダーからデザインしましょう。記事のCSSの装飾については後から書きます。
ヘッダーをデザインするおすすめな方法について紹介します。
ヘッダーの背景を色か画像でデザインする
ヘッダー画像とヘッダー背景はわけて考えた方がいいです。これを忘れていて新しく作ったサイトでちょっと失敗しました。
ヘッダーの背景を決定するCSS
ヘッダーのid、classはテーマによって違います。それさえ調べられればあとは同じでのでCSSで装飾しましょう。ここではid=”masthead” class=”site-header”となっていたのでこれを用いて設定します。
色を変える場合
.site-header background-color:#000;
背景画像を設定する場合
.site-header background-image: url(画像のURL)
これでヘッダーの背景を変えられました。
次にヘッダーロゴの文字の部分を作ります。
文字はフリーフォントを使うのがおすすめです。次のようなサイトを参考にします。
お気に入りのフリーフォントをインストールしたらGimpでヘッダーロゴを作っていきます。Gimpの使い方は割愛しますので調べてください。

Gimpが難しければMSペイントでもOK!
Windowsのペイントならただ文字を打ってフォントを買えるだけなので簡単です。ヘッダーロゴを先ほど設定した「背景」と合わせるためにはロゴの後ろが透明でなければなりません。ロゴはpngにしておいてください。このサイトを使います。
これでオリジナルなヘッダーができました。
フリーフォントを活用するとこんなヘッダーが簡単にできます。
WordPressにはじめての記事を書く
WordPressをインストールしたらまず記事のパーマリンクを設定します。パーマリンクは記事名か、カテゴリ/記事名にするのがおすすめです。
記事名:/%postname%/
カテゴリ/記事名:/%category%/%postname%/
postnameは記事名と言うよりは記事のファイル名そのままと言う感じです。
パーマリンクを設定したら記事を書いていきます。
投稿時使用するのがおすすめのCSS
投稿はCSSでしっかり装飾したもののほうが上位表示しやすいと感じています。なのでCSSは最低限使って装飾するようにしましょう。Cocoonを使う場合テーマに標準装備されているので特に探してくる必要はありません。それ以外の場合はCSSを公開しているサイトからもらってきて使うのがおすすめです。
マーカー記事の強調したい部分はマーカーにするのがおすすめです。マーカーのCSSは「マーカー CSS」などで検索するといくつか出てきますのでそのなかから選べばいいでしょう。特にお勧めのサイトはないです。
囲み枠・背景ボックス
搭載のでも記事の紹介に囲み枠を使っています。このように目立つようにリンクを設置することはクリック率の向上にもつながりますし、検索エンジンからの評価を高めると感じてます。新しいサイトを作ったらどんどん必要なCSSを拾ってきてAddQuickTagに登録するようしています。
この記事を参照しましょう
吹き出し
会話調にするために必要なCSSです。上位表示しているサイトは吹き出しを活用している印象を受けます。できるだけどのサインにもキャラクターを作って吹き出しを取り入れるようにしています。
参考になるサイトはこちら
リンクボタン
アフィリエイトリンクをボタン化するCSSです。おすすめはこちら。
アイキャッチ画像をつくる
ちなみに当サイトではアイキャッチ画像は作っていませんw
なぜならPVが少なすぎるから。このサイトはPVが少なすぎてそこまで手がかけられないのである時期を境にアイキャッチ画像を作るのをやめました。WP Random Post Thumbnailsというプラグインで適当な画像を表示させています。まあPV増えてきたら作るかなと思ってますね。
アイキャッチ画像を作る場合はGimpを使って作るのがおすすめです。MSペイントでもいいんですが縁取りが面倒です。文字を目だたさえるためには文字の周りの縁取りが結構大事なのでGimpを使うと簡単なので使ってみたください。アイキャッチ画像に使う画像ですが、無料でよい画像をダウンロードして使うことができます。私が良く使っているのはpixabayですがそれ以外も紹介しておきますね。
URLを正規化する
私の経験上URLの正規化はかなり重要なのが分かっています。サーバー引っ越しでURL正規化が解除された状態になった時順位がだだ下がりになりました。そのあとURL正規化を行った所戻ったことがあります。ややとっつきづらいですが非常に重要なSEO項目なので必ずやっておきましょう。
URL正規化のやり方はこの記事で解説しています。基本的にリダイレクト設定するだけなので他のサーバーでも応用できます。
XMLサイトマップを作る
WordPressの場合プラグインで作るのがおすすめです。Yoast SEO、All in one SEO Packなどを使っている場合はその一機能でXMLサイトマップを作れます。また単体ではGoogle XML SItemapsというプラグインでもXMLサイトマップがつくれます。このサイトマップの場所をRobots.txtに書いてGoogleなどの検索エンジンに知らせます。
Robots.txtを作る
User-Agent: *
Disallow:
Sitemap: https:/example.com/sitemap.xml
Robots.txtはシンプルにこんな感じで記載しています。/wp-admin/とかを除外した場合は調べてみてください。私も暇があったらやりますw
とにかく、サイトマップの場所を知らせること。このexample.comは当然あなたのサイトと置き換えます。このrobots.txtはドメイン直下におきましょう。当サイトで言えばaffiholic.com/robots.txtとなります。
だいたいここまでやればSEO的に十分なサイトができたと言えるのではないでしょうか?あとはコンテンツ次第だと思います。