
サブディレクトリとサブドメインの違いについて色々言われていますよね。あなたもサブドメインかサブディレクトリでサイトを作るときどちらがいいかと疑問に思うはずです。
私は言われいるようなことを知っても納得できなかったので自分なりにサブディレクトリでもサブドメインでもサイトを作った結論を書きます。
この記事でどこよりも明快にサブディレクトリとサブドメインの違いを説明していきます。
ではどうぞ。
サブディレクトリとサブドメインの違いで決定的なこと
この2つの違いを端的に言う検索エンジンからどう見られるかという違いになります。
結論を言うとこの2つの違いは簡単です。
かなり極端に言えば、サブディレクトリは全く同じサイトとみなされ、サブドメインは全く違う別のサイトとみなされます。

ここまで言い切っていいかは微妙だけどね
おおむね正しいと思います。なのでよく言われるサブドメインでサイトを作っていると1つのサイトがぺなったら他の同一ドメインのサブドメインもペナるという話は嘘だと思います。
全く別のサイトとみなされているのでペナルティも同様に受けることはないということです。ただし私はペナルティというのは受けたことがない(受けてるかもしれないPVのものもありますが)のでよくわからないんですけどね。

そこまで悪いことしてないものwww
逆に言えばサブディレクトリの場合は一緒に成仏します。
サイトを作っていて思うのはサブディレクトリの場合片方のサイトが充実してくるとドメインパワーの上昇をダイレクトに受けます。
一方サブドメインは全く関係ないかのように全然影響しません。あるサイトの独自ドメインは別に何もやっていないのですが、ペナルティを食らったように低いPVになっています。
しかしそのドメインのサブドメインは上位表示されています。
サブドメインが上位表示されてもサブじゃない方のドメインに好影響があったという実感は全くありません。しかしサブディレクトリの場合は非常に大きな影響があると感じています。
しかしそれは単にドメインパワーが上がったからに過ぎないのではないでしょうか。
じゃあサブドメインの場合はドメインパワーは上がらないのかというと、その通り、上がらないんです。
サブドメインはオリジナルのドメインと全く別物として扱われていると私は感じているんですね。。
(ただし、完全に0ではないのかもしれません。かすかに関係があるのかも。なので85~95%違うドメインとして扱われるくらいに思っておけばいいのかもしれないですね。)
サブドメインが不利ではないことを理解するために、この後書きますが、サブドメインはドメインパワーの上昇の影響を全く受けないが、その一方でまったくまっさらな別のドメインとしてドメインパワーを蓄積していくことができる、ということなんです。

ここものすごく重要ね
サブドメインはサブドメイン(別のドメイン)としてドメインパワーを個別に蓄積できるということなんですね。
サブディレクトリとサブドメインの違い-SEOではどっちが有利?
サブドメインとサブディレクトリの違いは上に言った通りなので影響しあうという意味ではサブディレクトリの方がいいに決まっています。
しかしリンクを貼った場合は?
サブディレクトリの場合は内部リンクとしてみなされるけど、サブドメインの場合は外部からのリンクとみなされるのではないでしょうか?
おそらく完全に外部ではないとしてもある程度「違うサイトからのリンク」として判定されると私は考えています。
なのでどうせリンクで結ぶわけですから、SEO上の結果はほとんど同じではないかと私は考えています。
たぶんサブディレクトリの場合はドメインパワーの増減の影響をもろに受ける代わりにリンクは内部リンクとして扱われる。サブドメインの場合はドメインパワーの増減の影響はほとんど受けないけど、リンクは外部サイトのリンクとして扱われSEO効果があるという事だと思います。
そして先ほど書いたようにサブドメインではまったくまっさらな状態でドメインパワーを蓄積していくことができます。
なのでどちらがいいかは時と場合によります。
サブディレクトリとサブドメインのおすすめの使い分け方
サブディレクトリでサイトを作る場合は「内容が全く似通ったほぼ同じジャンル」で作ることをおすすめします。そうじゃない場合雑記ブログと同じようなSEO上の不利が出てきます。
つまりドメインに対して評価がつく「キーワード」の力が分散するという点です。

試しにサイト名をめちゃくちゃ短くしてみて欲しい。そして記事タイトルも短くしてほしい。その状態でサイトを検索するとGoogleは勝手に検索結果上のタイトルをキーワードで補填してくる場合がある。(ない場合もあります)

ということは検索エンジンは各ドメインに対し、このサイトはこのキーワードに詳しいと勝手に決めつけて割り当てているということになる。
したがって雑記ブログではその割り当てられたキーワード以外について書く記事がどうしても無駄になってしまいます。本来受けられるはずのドメインパワーの影響を受けられないということです。
それと同じようなことがサブディレクトリでも言えるわけです。
つまりキーワードが異なる場合はサブディレクトリにしない方がいいということになります。その場合はサブドメインにしましょう。
その意味で私も失敗しています。サブディレクトリにしなければよかったなあというサイトが結構あるんですね。

まあそうやって失敗してはじめてわかるんだから仕方ないよね
結論として言えば、キーワードが異なる場合はサブドメインにしましょうとうことですね。
たとえば本について書くbook.com(例)があったとしましょう。
そして貸本について専門的に書くbook.com/rental-bookを作るとします。それだったらサブディレクトリで作るのがいいはずです。
しかしbook.com/novelだとやや微妙になります。関連してますがキーワードが異なるからです。
そしてbook.com/skiとかになるともはや有害ということですね笑
まあスキーの本ならいいんですよ。
book-about-skiとかですね。
スキーのやり方とかならマイナスということです。一方ski.book.comなら新しい別のドメインとして扱われるためそのサブドメインはskiというキーワードでドメインパワーを蓄積していくことができます。
つまり先ほどの例ではbook.comの「book」というキーワードに強いという状態をリセットして別のドメインとして誕生させることができるわけです。
なのでサブドメインでの運用に肯定的という事になるわけです。
SEOに詳しい人でもここまでは気づいていないと思いますが、ski.book.comの場合、book.comで本について詳しいサイトとみなされていたとしても、スキーと本について詳しいサイトとはみなされずスキーについて詳しいサイトとしてみなされるということです。
つまり全く別のサイトとして運用していく場合にはサブドメインの方が明らかにいいわけですね。
これがサブディレクトリでもサブドメインでも運用してきた私の解釈です。
どこよりも明快だと思いませんか?
ぜひサイト作りの参考にしていただければと思います。
例として挙げたbook.comはあくまで例で、実際のサイトとは関係しません。