
当ブログではさくらサーバーを利用しています。
「さくらサーバーURLの正規化」で検索するといくつかヒットするんですがその通りやっても正規化出来ない。途中まで手順を進めてたりして中途半端に放り投げられたような気分です。
以前は諦めてJavascriptでリダイレクトしていました。しかし今回別のブログ(3ヶ月前に上がってきたやつ)のSEOを強化しようと思い、できることはやろうと思ってめんどくさいURLの正規化に手を付けたんですね。
そしたらあっさり出来ましたので手順を紹介したいと思います。
Step1:wwwなしの設定
まず第一にwwwとwwwなしを統一するのでwwwのページが見られるようになっている必要があります。ネームサーバーで設定している人は特に問題ないです。DNSで設定している人はwwwもサーバーの方を向くように設定して下さい。具体的にはDNSにwww(サブドメイン)とIPアドレスを設定するだけです。
ここではwwwありをwwwなしに統一するとして説明していきます。
通常はマルチドメインとして使用する(推奨)にチェックが入っていますが、その下の「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する」にチェックします。この際指定フォルダにはフォルダ名が入っていると思います。www直下だといろんなサイトがごちゃごちゃになりますからね。
この画像はwwwありを新たに設定した時に取ったものなので空欄になっています。
Step2:wwwありドメインの設定
次にwwwありのドメインの設定をしてきます。
まずはさくらサーバーコントロールパネルからwwwありのドメインを登録します。
ドメイン/SSL設定>新しいドメインの追加(赤いボタン)>5. 他社で取得したドメインを移管せずに使うと進みます。
次にこのようにwwwを追加したドメインを設定します。(送信する)
これで登録されます。
これが終わったら詳細設定に進んで先ほどと同じように「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する」にチェックを入れて下さい。これをしないとwww.www.sample.comみたいなURLが使えてしまうようです。
フォルダ名はwwwsampleのようにwwwをつけてわかりやすくしておけばいいでしょう。もちろんsampleは例です。
Step3:wwwつきドメインにもSSLを設定する
これは簡単でドメイン一覧のSSLの証明書のところで登録するから設定するだけです。無料SSLを設定するを選べばOKです。
このSSLの設定が30分から2時間くらいかかるみたいですね。
これが終わるまで待ちましょう。
Step4: .htaccessでURLの正規化をする
.htaccessでURLを統一します。どういうことかというとhttpにきたらhttpsに行ってねとかwwwありに来たらwwwなしに行ってねと指定できるメモみたいなものです。
サーバーはそれを参照し指定されたとおりに表示します。
この.htaccessの記述は次の通り。
SetEnvIf REDIRECT_HTTPS (.*) HTTPS=$1
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.sample\.com
RewriteRule (.*) https://sample.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
これを.htaccessのファイル名で保存しサーバーに送ればOKです。sampleやcomはもちろん個別の独自ドメインです。
以上でを終わりです。これでhttps://www.sample.comにアクセスしてもhttps://sample.comにリダイレクトされるようになりました。
ちなみに個別ページも確認しましたが問題ありませんでした。手順を間違えるとうまくいかない場合があるので順番通りにやったほうがいいでです。
FFFTPを使ったことがない方はさくらサーバーのコントロールパネルからファイルマネージャーを使っても出来ます。
ついでに試してみましたが、httpでwwwにしてもhttpsのwwwなしにリダイレクトされました。さらにサブディレクトリは何もしなくても元もドメインさえ設定すればリダイレクトされました。
さらにSAKURA RS WP SSLのプラグインでSSL設定できていればhttpからhttpsもhttp://wwwからhttps:への遷移も問題なく出来るはずです。
この記事はこちらのサイトを参考にさせていただきました。本当に助かりましたありがとうございます。
さくらインターネットでwwwありとwwwなしのURL統一を.htaccessファイルで行う方法
文字を特大にさせていただきます笑
ついでに何故かこのサイトだけSSL証明書の取得に失敗して出来ていません笑