
Publiiという静的サイトジェネレーターを使ってみたら意外と秀逸だったのでご紹介。
あまり更新していないサイトを統廃合していたのですが、それの受け皿に最適でした。
この静的サイトジェネレーターのポイントはGUIで操作できるところ。静的サイトジェネレーターといえばHUGOとかが有名ですが私…インストールすらできませんでしたよ。

はっきりいってCUIで操作させる発想を私は軽蔑しています
1クリックで済むものをなんでカタカタ打たせるわけ?
意味が分かりません。その意味でこのPubliiは合格!
GUIで簡単に操作できます。
公式サイトからのインストールは普通のWindowsにフリーソフトを入れるのと同じ。PCで操作してCMSからサーバーにアップロードできるという優れモノなのです。
Publiiの欠点
ちょっと使って分かった点を挙げると以下の通りです。
- 使えるテーマがほとんどない
- カテゴリとタグがいっしょ
- サイト名が変更できないバグがある
- エクスポート機能はない
- Wordpreessからインポートでスラッグが変な英語になる
- サイト向きではない

こんなとこかな
シンプルなサイトでいいなら色だけ変えてサイドバーとか本文の見出しをCSSで装飾すれば結構見た目変わりますからね。
いいんじゃないでしょうか。
スラッグは漢字は中国語に変換してるみたいです。日本語は日本語読みのローマ字に変換するのでスラッグがおかしなことになります。でもPostのSEOから変更できますね。大規模なサイトをインポートするのはやめたほうがいいです。
Publiiの良い点
- Wordpreessからのインポートが簡単
- CMS機能が結構いい
- サーバーにそのままアップロードできる
- 海外風のテーマなら無料でおしゃれなものがある
- XMLサイトマップやRSSも生成される
- CSSも追加できる
- 固定ページも可能
- ブログを作るのにいい
などなどなかなか高性能ですよ。
特にWordpreessからインポートしてそのままサーバーにアップロードしただけで移転が完了してしまう簡単さには驚嘆しました。
もちろんサイトを一から作ることも可能。サイト名を変更できないバグがあるのでそこだけ注意しましょう。
Publiiの設定まとめ
重要な設定だけまとめておきます。
Publiiで固定ページを作る
固定ページは投稿をサイトに表示しない設定ができるのでそれで設定可能です。
スラッグの設定
Postから右側のメニューでSEO>Post slugで変更可能。こほ他メタ記述とかも設定できます。
Canonical URLまで設定できてかなりレベル高いです。カテゴリーのSlugはTagsから変更できます。
Authors、Letterを消す
サイドバーによくわからないこの二つが表示されるので消す場合はCSSに下記を追記します。
.newsletter
{
display:none;
}
.authors
{
display:none;
}
テーマの変更
テーマの変更はSEttingのサイト名の下あたりからできます。デフォルトでは2つしか使えませんがこちらからダウンロードできますよ。
Toolsツール:Wordpreessからインポート、CSSなど
ToolsからCSSを追加したり、Wordpreessからインポートしたりできます。HTMLも追加できるので知識があればカスタマイズもある程度可能です。
サーバーにアップロード
ここが重要なので見過ごさないようにしてください。
Serverから設定しますがRemote pathというところにサーバーのパスを書きます。私の場合はコアサーバーですが/public_html/サイトURL/となっています。サイトごとのロートディレクトリを設定するということです。
これを設定しないでアップロードするとサーバーのルートとかにアップロードされてごちゃごちゃになる場合があるので要注意です。
もし間違えて同名のファイルがあれば上書きされてしまうので気を付けた方がいいですね。
あとはFTPの設定と同じです。
最後に左下にあるSync your websiteをクリックするとサーバーにアップロードできます。URLにアクセスするとサイトが完成していますよ。

すごいなこれ!
普通に結構使えると思います。Wordpreessからインポートの受け皿としてだけでなくいくつかサイトも作ってみたいです。
Wordpreessで作るほどではない小さめのサイトにかなりおすすめです。テーマによっては記事をたくさん投稿しても全然大丈夫です。中規模サイトもOK!
ブログじゃなくてサイトを作りたい方や、大規模なサイトを作りたい方にはこちらの記事もおすすめです。