
こんにちは。アフィリエイト中毒のター坊です。
ブログやアフィリエイトをしていると突き当たる問題それが記事の質を追求するか、量を追求するかです。
それを考える理由は、どれだけ効率的に上位表示できるか、どれだけ収入を得られるかに尽きると思います。要は利益を最大化したいからそれを考えるのです。最大化…というほど利益が出ていない時、まだ1円も利益が出ていないときですらブログを書き続けるにあたってもっと効率の良いやり方はないかと答えを探してしまいます。
考えるまでもなく、質が良いほうがいいに決まっています。上位表示される記事は決まって質の良い記事です。
SEOの観点から言えば、上位を目指せる質の良い記事がもっとも望ましいのは疑いがありません。しかし質の良い記事というのは時間もかかるものです。また一定以上の質にこだわるとそもそも記事がかけなくなってしまうという問題があります。質の良さを追求すると一定以下の品質の記事は無意味に思えてくるからです。
上位表示のためには質が重要なことはわかりました。
それでは質と量のどちらを追求すべきか。最も重要な収益という観点から見るとどうなのでしょうか。私なりの結論を述べてみたいと思います。
ブログやアフィリエイトでは質よりも量を重視すべき理由
いきなり結論ですが私はどちらかというとアフィリエイトでは質より量を重視すべきであると考えています。ただし質を度外視していいというわけではありません。出来るだけ質を求めつつ完璧主義に陥らないでつぎつぎ量産するべきなのです。
その理由を以下に述べてみましょう。
アフィリエイトではコンバージョンの発生は結果でしかわからない
どうすれば儲けられるのか。
これが皆が知りたいことです。その言葉は抽象的で数十万儲けるにはどうすればいいのか。数百万設けるためには、などのように使われていますが実際には1件がどうすれば発生するのかということに尽きます。そして大事なのは発生した1件が継続するかということ。継続すればそれはコンバージョンの発生する記事なのだということになります。つまりまぐれでなくコンバージョンの発生する記事をつきとめることが重要です。
コンバージョンの発生は発生したことのある人にしか確認できません。その意味で0から1にするのが大事だとよく言われます。まさにその通りです。
ではその1件はどのように発生するのか。それは限りなく予想がつかないことに過ぎません。私の経験でもコンバージョンが発生する記事は発生して当然の記事とも言えますが、他にも発生してしかるべき記事はたくさんあります。しかし(現時点では)なぜかいくつかの記事しか発生しないのです。
そこに難しさがあります。そして中にはそれほどこだわって書いた記事でないものもあります。そういう記事からも継続的に発生します。
すると、どこからコンバージョンが発生するかは全くわからないものだと考えることが出来ます。またはそう考えるべきなのでしょう。
コンバージョンが発生した記事は、質の善し悪しにかかわらず発生しているので、1件目の報酬を発生させるためには量こそが重要であると私は思っています。つまり発生するのはたまたまだということです。まずは1件発生させなければどうしようもないのです。
どのブログ、どのジャンルが儲かるかはやってみないとわからない
私が持っている一定の報酬が発生するブログが最も可能性があるのか、それは他のブログをやってみないとわかりません。
ブロガーならともかく、アフィリエイターならばその可能性を追うべきです。一つのブログにこだわるべきではないのです。アフィリエイターが求めるのは収益なわけですから例えお気に入りのブログであっても後から立ち上げた収益性の高いブログが成長してきたらそちらに注力すべきでしょう。
どれが儲かるかはやってみないとわかりません。したがって復数のブログやサイトを運営してみるべきです。復数のブログを運営し始めるとわかりますが1日1記事では到底足りません。1日1記事では1つのブログからすると数日に1記事しか投稿していないことになるからです。それではいつまで経ってもサイトが成長しません。復数サイトを収益の発生するレベルまで成長させるためには量こそが重要になるのです。
どの記事が儲かるかわからない、は新しいブログにも当てはまります。つまりどのブログのどの記事が儲かるかわからない。どのブログでどのような記事をかけば最も儲かるのかがわからないという状態になるということです。
その問題を解決できるのは量だけです。どこからコンバージョンが発生するかはわからず、必ずしも質が原因ではないのですから、ひたすら数を打つしかないのです。これを復数のブログでやる必要があるというわけです。
コンバージョンが発生した記事を伸ばすためにはそれを支える記事を追加する必要がある
運良く継続してコンバージョンが発生したら、儲かるとわかっているところに資源を投入する必要があります。
確実にわかっているところに労力を使うのは当然ですよね。だからコンバージョンが発生したら発生した記事への流入を促したりさらに順位を上げるための記事を書くことになります。
しかしここでも同様の問題があります。それは収益最大化のために今が最適化どうかわからないということです。
結果として、コンバージョンの発生した記事に注力するに加え新たに別のジャンルやブログでもコンバージョンの発生を追うことになります。そうでなければ可能性の薄いブログにしがみつくことになるかもしれないのです。アフィリエイトのように先が読めないビジネスではそれは致命的な失敗になりうるのではないでしょうか。10年後にもっといいやり方があったでは遅いのです。私はそう考えています。
したがって、コンバージョンの発生した記事を伸ばす作業をある程度したら、今度はまた発生するかもしれない(するかわからない)コンバージョンを追っていくことになります。その意味は、どんどん記事を書くということです。また儲かるかわからない作業に戻るのですね。
スーパーアフィリエイターになってどうやれば収益が最大化するかわかるようになるまではこれをしなければならないはずです。それが論理的な答えなはずです。
量を追求するためにはどのような記事の書き方が効率的なのか。それについて書いたのは下記記事です。
アフィリエイトでは思いついた記事から書くのが効率的【ブログの書き方】
アフィリエイトでは短期的な成果を求めることと長期的な戦略の両方が重要
日本語キーワード.jpのようなサイトタイトルを作るべきかという問題でおそらくやめたほうがいいだろうと結論したわけですが、短期的な報酬を得るためには目先有利だとわかっているSEO戦略を使うのも重要です。つまり、将来的には通用しないかもしれないとわかっていてもしばらくの収益が確保できるならばその戦略を採用すべきだということです。
そう考えるとアフィリエイトには短期戦略と長期戦略があり収益を安定させるためにはその両方が重要だと分かります。短期戦略ばかりをとっていると収益が最大化したかと思ったらサイト群が全部ダメになるということを繰り返すかもしれません。長期的にどんな状況であっても順位に変動が起きにくいサイト群も持つべきだというわけです。短期的には目先のSEO対策を重視したサイトに負ける可能性があるとしてもです。
そう考えるとやることはいっぱいあります。目先の収益を確保するためのサイトに大量に記事を投入した後に、長期戦略で育てていくサイトにも記事を継続的に投入する必要があるのです。
そのためには記事の投入量が絶対です。いろんなサイトにどんどん記事を投下していく以上に重要なことはおそらくありません。
ある程度の質は必要ですが、「うーんこの記事は質が悪いから見送ろう」などと言って記事を投入しない日があるのはナンセンスです。書けないなら別のサイトで書ける記事を書くべきです。アフィリエイターなら記事の質を追求する以前にやるべきこと、出来ることはたくさんあります。
したがって、記事の質を追う前に量を追うべきなのです。
アフィリエイトで質を追求する戦略をとれるのは成功者のみ
ここまで書いてきたことの要点は何が最適かはわからないいまま進むのがアフィリエイトであるということです。
一旦成功してしまいどのジャンルにどのような記事を投下すればどれくらい儲かるのかわかっているなら話は別です。その場合、明らかに儲かるジャンルのブログで上位表示を狙うために徹底して質を追求することが可能になるでしょう。しかしそれをするにはすでに成功していて安定した収益があることも重要です。失敗しても大丈夫だからです。
質を追求して1位に表示されたからと言ってそこからコンバージョンが発生するとは限りませんが上位であればあるほど有利であることは確かです。私の収益が発生している記事も1語キーワードだろうと2語キーワードだろうと3語キーワードだろうととにかく1位や2位に表示されていることが重要なのは間違いありません。
間違った方向性で質を追求しても意味はない
上位表示するのが正義であるとわかった上で、それでも質だけを追求する意味がない理由があります。
それはどの記事を上位表示させればコンバージョンが発生するのかわからないということです。収益が発生するかわからない記事の質を延々と追求してもコンバージョンが発生しなければ意味がありません。1位に表示されようが自己満足にすぎないのです。これはジャンルにしても同じことです。成功するかわからないジャンルに質だけこだわって完璧なブログを作り上げてもそれは芸術であっても商売ではないということです。
したがって1位に表示されても収益が最大化するかわからないのにそれだけに注力するのは馬鹿げています。それなら発生するかわからなくても収益が最大化するかもしれない色んなジャンル、色んなブログにある程度の質の記事を投入していき最も儲かるジャンルや記事を発見しに行く方が理にかなっています。
手探りの状態でわからない方向に突き進むよりは探りまくって状況を理解したほうがいい
何年もかかって、この道が間違っていたと気づいても後の祭りです。
復数のブログを持ったとしても発生する人はどのブログでも発生するでしょう。また1件も発生しない人でも別のジャンル別のブログでも発生しないのか知ることに意味はあります。
それならわからない方向に深く掘り進めるよりは今手が伸びる範囲で探りまくって有利な方向を見出したほうがいいでしょう。そうこうしているうちに色々なブログに記事が溜まっていきます。すると少なかったとしてもある程度の収益が様々なブログから発生し始めるはずです。私がスモールビジネスのために書いたあまりアフィリエイト広告を貼っていないブログからでも収益は発生していますからアフィリエイト目的で書いたブログから多少の収益が発生するのは当たり前です。
それなら可能性のあるブログをいくつか発見してどれを本格的に伸ばすか検討できる状態の方が望ましいです。
私の場合で言えばすでに収益の発生している雑記ブログにこだわらずに新しいブログを立ち上げていることがそれにあたります。3年やって雑記ブログでまあまあ儲かったなどという結果は考えたくもないのです。やるなら絶対に成功しなければならないということです。少なくともその可能性を追わなければなりません。力をどこにどれくらい割くかもアフィリエイターには重要ではないでしょうか。
アフィリエイターは勝てるか勝てないかわからない状態で始めなければならない
儲かるとわかっているジャンルで質を追求していくにしてもそれでライバルに勝てるかどうかはわかりません。
かなり成功しているアフィリエイターであってもはっきりとはわからないのではないでしょうか。それならばたまたま湧き出てきた勝利をこつこつとものにしていった方が効率が良いです。
記事を書きまくっていると(ある程度の質は意識しています)、ある時急に収益が発生したりします。そこで気になるのはもう一度発生するかです。2回発生すればまた発生する可能性は高いでしょう。しなかったとしても需要があるのはわかっているので別の商品に切り替えればいいだけです。切り替えたらさらに発生するようになるかもしれません。
まだ成功していないアフィリエイターは勝算がわからない勝負に全力投入するよりも、全力でやれば結果が出るとわかっているたくさんの勝負に力を分散して投入したほうがいいに決まっています。それは別の言葉で言えばリスク分散と言えるでしょう。
結論:アフィリエイターは記事の質よりも量を重視して行動すべき
このようにアフィリエイターは収益を最大化するため、リスクを最小化するためにやることがたくさんあります。
その両方を満たすためにはたくさん記事を書いてみたり色んなブログを作ってみる必要があるのです。たまたま1個めに作ったブログに人生をかけるべきではありません。
まだ成功していないアフィリエイターが記事の質を追うべきか量を追うべきかの答えは明らかです。
ある程度の質で満足して大量の記事を色んなサイトに投下すべきです。雑記ブログなら色んなジャンルの記事を質もそこそこに大量に投下してみるべきです。
それがロジカルで、あるべき答えだと私は考えています。何が何だかわからない地点からアフィリエイトを始めたのにその場所にこだわるべきではないのです。
次の記事では長期戦略の観点からサイトタイトルをどうすべきかを考えています。